工場ではどういった仕事をしているかを知っておこう


製造と組み立てが基本となる

工場とひとくちにいっても、作っているものは様々です。しかし工場の仕事というのはどういった工場であっても、おおよそ決まっています。そして工場で働く際には担当が決められ、その場所で一日の業務をおこないます。まず工場の仕事の基本中の基本となるのが「製造・組み立て」です。製造では素材を加工または整形して製品の素材になるものを作り出す作業になります。例えば食品加工工場だとお肉をスライスしてハムにする、といった作業が製造になります。

もう一つ基本的な業務となるのが「組み立て」です。組み立ては製造工程で作り出した部品を合わせ、一つの製品、またはパーツにします。食品工場で例えるのであれば、製造工程でスライスしたハムをお弁当に詰める、といった作業が組み立てになります。これらの工程は工場の規模によって担当する仕事が異なります。小さな工場だとひとりで製造から組み立てまでおこないますし、大きな工場の場合はコンベアなどのライン上に材料が流れてきて、大人数で組み立て作業や製造作業などを分担しておこないます。

検査や梱包も大事な仕事

製造や組み立てが工場の基本的な仕事ですが、作っているものには必ずエラーが発生します。そのエラーを取り除くために、人の手で製造や機見立てをした商品または部品を検査することも、工場では大切な仕事のひとつです。検査で問題がなければ袋やケースなどに作ったものを梱包します。この梱包作業までが工場でおこなわれる一連の仕事だと考えておけばよいでしょう。

同じ大阪の工場の求人でも、手作業中心のところもあれば機械化している職場もあります。工場の求人ならどこでもいいと考えるのではなく、仕事内容を比較して選びましょう。