工場ってどんな仕事するの?
一言に工場と言っても、食品、薬品、衣類、車、機械など様々な工場が存在します。工場ごとに作るものが異なるので、当然作業内容も違ってきます。しかし、どの工場にも共通する基本的な作業は存在します。今回はそれらを見ていきましょう。
製品の素を作りだす製造
製造ラインでは、原材料を加工し、製品の素材やパーツとなるものを作り出す作業を行います。小規模の工場であれば職人さんが手作業で行うこともありますが、規模が大きくなれば専用の機械を導入していることもあります。ですが、機械で自動化していても人手が必要ないわけではありません。機械に材料をセットしたり、操作する人が必要になります。このように機械と一緒に製造する人を「マシンオペレーター」と言い、求人などでそう書かれていれば、製造する機械を扱う業務だと考えられます。
製造ラインで作られた素材を組み立てる
組み立ての工程では、製造工程で作られた部品やパーツを組み立てていきます。大規模だと、流れ作業で割り当てられた作業をこなしていきます。ベルトコンベアで流れてくる部品を組立てるといったイメージです。
不備や欠陥がないかチェックする検査・梱包
組み立てられた製品に問題がないかチェックする工程です。目視で行う場合や、専用の機械で検査する場合があります。他の工程と比べて肉体的な負担は少ないですが、不備や欠陥のある製品を流してしまうと問題になってしまうので、責任感が求められます。
ピッキング、出荷作業
製品を保管してある場所から、出荷場所まで運ぶ作業です。指示書に書かれてある製品の数量や種類通りに保管場所から取り出し、トラックに積み込むと言った形です。規模が大きくなると、広い倉庫の中を何往復もするため、体力を要する作業です。出荷作業では、製品を梱包材で包んだり、送り状を貼ったりします。
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